アメリカは広大な国土と多様な文化を持つ国ですが、その中には治安が悪い場所も存在します。
この記事では、アメリカで最も治安の悪い場所ワースト10を紹介します。旅行や移住を考える際の参考にしてください。
1. デトロイト(ミシガン州)
デトロイトはかつて自動車産業の中心地として栄えましたが、産業の衰退とともに治安も悪化しました。2022年のFBIの犯罪統計によれば、デトロイトは暴力犯罪率が非常に高く、特に殺人事件や強盗事件の発生率が全国平均を大きく上回っています。
主な犯罪統計
- 殺人発生率:人口10万人あたり39.7件
- 強盗発生率:人口10万人あたり460件
- 暴力犯罪発生率:人口10万人あたり2,248件
2. セントルイス(ミズーリ州)
セントルイスもまた、暴力犯罪の多発地帯として知られています。特に、殺人事件の発生率が高く、人口比で見ると全国トップクラスです。市の一部地域では、日中でも注意が必要です。
主な犯罪統計
- 殺人発生率:人口10万人あたり66.1件
- 強盗発生率:人口10万人あたり570件
- 暴力犯罪発生率:人口10万人あたり1,800件
3. メンフィス(テネシー州)
メンフィスは南部の都市として、音楽や文化の中心地ですが、犯罪率も高いです。特に、暴力犯罪や財産犯罪が頻発しており、旅行者も注意が必要です。
主な犯罪統計
- 殺人発生率:人口10万人あたり27.1件
- 強盗発生率:人口10万人あたり460件
- 暴力犯罪発生率:人口10万人あたり1,943件
4. バーミングハム(アラバマ州)
バーミングハムは産業都市として発展しましたが、近年は犯罪率の高さが問題となっています。特に、暴力犯罪や銃器関連の犯罪が多発しています。
主な犯罪統計
- 殺人発生率:人口10万人あたり37.1件
- 強盗発生率:人口10万人あたり472件
- 暴力犯罪発生率:人口10万人あたり1,911件
5. ボルティモア(メリーランド州)
ボルティモアは歴史的な港町であり、多くの観光地がありますが、同時に犯罪率も高いです。特に、殺人や強盗、薬物関連の犯罪が頻発しています。
主な犯罪統計
- 殺人発生率:人口10万人あたり55.4件
- 強盗発生率:人口10万人あたり583件
- 暴力犯罪発生率:人口10万人あたり1,858件
6. ニューオーリンズ(ルイジアナ州)
ニューオーリンズはジャズやカーニバルで有名ですが、犯罪率の高さも問題です。特に、観光客が集まるフレンチクォーター周辺では、強盗やスリの被害が多発しています。
主な犯罪統計
- 殺人発生率:人口10万人あたり30.1件
- 強盗発生率:人口10万人あたり410件
- 暴力犯罪発生率:人口10万人あたり1,688件
7. クリーブランド(オハイオ州)
クリーブランドは中西部の工業都市でありながら、犯罪率が高いことで知られています。特に、強盗や暴力犯罪が多く、注意が必要です。
主な犯罪統計
- 殺人発生率:人口10万人あたり27.5件
- 強盗発生率:人口10万人あたり450件
- 暴力犯罪発生率:人口10万人あたり1,750件
8. ストックトン(カリフォルニア州)
カリフォルニア州の中部に位置するストックトンは、農業と港湾産業の中心地ですが、犯罪率も高いです。特に、暴力犯罪が頻発しており、地元住民も安全対策を講じる必要があります。
主な犯罪統計
- 殺人発生率:人口10万人あたり15.7件
- 強盗発生率:人口10万人あたり401件
- 暴力犯罪発生率:人口10万人あたり1,615件
9. オークランド(カリフォルニア州)
オークランドはサンフランシスコ湾エリアに位置し、多文化が融合する都市ですが、犯罪率が高いことで知られています。特に、強盗や車両窃盗が多発しており、注意が必要です。
主な犯罪統計
- 殺人発生率:人口10万人あたり18.7件
- 強盗発生率:人口10万人あたり487件
- 暴力犯罪発生率:人口10万人あたり1,566件
10. リトルロック(アーカンソー州)
リトルロックはアーカンソー州の州都でありながら、犯罪率が非常に高い都市の一つです。特に、暴力犯罪や財産犯罪が多く報告されています。
主な犯罪統計
- 殺人発生率:人口10万人あたり20.6件
- 強盗発生率:人口10万人あたり405件
- 暴力犯罪発生率:人口10万人あたり1,630件
まとめ
アメリカには美しい観光地や魅力的な都市が数多く存在しますが、一部の地域では犯罪率が非常に高いことも事実です。
旅行や移住を計画する際は、これらの情報を参考にし、安全に注意を払うことが重要です。
各都市の治安状況を常に最新のデータで確認し、必要な対策を講じることで、安全で楽しい滞在を実現しましょう。
安全な旅行をお楽しみください。
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