【危険度MAX】世界の危険な道ワースト9

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世界には、冒険心をくすぐるだけでなく、心臓が凍るような危険な道路が数多く存在します。険しい山岳地帯を通り抜けるものや、深い渓谷の上を走るもの、あるいは極寒の地を横断するものなど、その危険度はさまざまです。今回は、世界で最も危険と言われる9の道をご紹介します。

この記事を読んで欲しい人

・危険な道を知りたい人、通りたい人
・妄想旅行したい人

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トルコ / バイブルトD915

バイブルトD915 はトルコ北東部に位置し、南のバイブルトからソガンル山を超え、北の港町オフまで続く全長約179kmの国道のひとつです。

約100年前にロシア兵によって建設された道で、ソガンル山付近は非常に悪路で海抜は2,000m超え、道は砂利敷きで非常に狭く29のヘアピンカーブで構成され、車道にはガードレールすらありません。

ハンドル操作を少しでも誤れば、たちまち落下してしまうため、世界でも非常に危険な道のひとつとして知られています。

ボリビア / ノース・ユンガス・ロード

ボリビアの北ユンガス道路、通称「デスロード」は、ラパスからコロイコまでの約60キロメートルの区間を走ります。

この道は、狭く曲がりくねった崖沿いにあり、一方が急な崖、もう一方が垂直に近い岩壁となっているため、運転者には極度の集中力が要求されます。

道幅は一部で3.2メートルしかなく、大型車両同士がすれ違うのは至難の業です。雨季には道路がぬかるみ、滑りやすくなるため、さらに危険が増します。

ノルウェー / アトランティックロード | Atlantic Road, Norway

ノルウェーのアトランティック・ロードは、全長8.3キロメートルの海上道路で、大小の島々を結ぶ8つの橋から構成されています。

この道路は特に嵐の時期には極めて危険で、強風と波しぶきが橋に直接ぶつかるため、運転者は注意を怠ることができません。

特に冬季には、氷点下の気温と凍結が運転をさらに困難にします。

パキスタン / カラコルム・ハイウェイ

カラコルム・ハイウェイは、パキスタンと中国を結ぶ全長1,300キロメートルの国際道路で、世界で最も高所にある舗装道路です。

標高4,693メートルのカンジュラブ峠を通り、急峻な山岳地帯を走るこの道は、地滑り、雪崩、突発的な天候の変化が頻発し、常に危険と隣り合わせです。

特に冬季には、氷点下の気温と強風が運転をさらに困難にします。

中国 / 天門山道路

中国湖南省にある天門山道路は、全長10.77キロメートルにわたる99の急カーブが特徴です。

この道路は天門山の頂上にある自然のアーチ「天門洞」に至るため、「天国への道」とも呼ばれます。

道幅は狭く、急な勾配とカーブが連続し、特に雨天時や霧がかかると視界が極端に悪化し、事故のリスクが高まります。

フィリピン / ヒラヒラ道路

ヒラヒラ道路(Halsema Highway、またはHalsema Road)は、フィリピン北部のコルディリェラ行政地域に位置し、バギオ市からベンゲット州とマウンテン州を経由して、ブトゥアンまでを結ぶ全長約150キロメートルの山岳道路です。

正式名称は「マウント・パトゥル道路(Mountain Province Road)」ですが、一般には「ヒラヒラ道路」の名で知られています。

この道路は、フィリピンで最も高い場所を通過し、その険しい地形と過酷な気候条件から、非常に危険な道路として有名です。

インド / ロタング峠

ロタング峠(Rohtang Pass)は、インドのヒマーチャル・プラデーシュ州に位置する標高3,978メートルの峠です。

この峠は、クル渓谷とラハウル・スピティ渓谷を結ぶ重要な交通路であり、マナリからラダックへ向かう際の経由地としても知られています。

その美しい景観とともに、過酷な気候条件と険しい地形から、非常に危険な道路として有名です。

アメリカ / ダルトンハイウェイ

アラスカ州のジェームズ・ダルトン・ハイウェイは、全長667キロメートルの未舗装道路で、北極圏を越えてプルドーベイに至ります。極寒の地であるため、道路はほとんどの時期で凍結しており、スリップ事故が多発します。

この道を走行する車両はほとんどが大型トラックであり、すれ違う際には細心の注意が必要です。

ガソリンスタンドや修理施設が非常に少ないため、ドライバーは万全の準備を整えて臨む必要があります。

ニュージーランドの「スキッパーズ・キャニオン・ロード」

ニュージーランドのスキッパーズ・キャニオン・ロードは、クイーンズタウン近郊の峡谷に沿って走る非常に狭い未舗装道路です。道は急なカーブが連続し、ガードレールもほとんどありません。

急勾配で一方が絶壁、もう一方が急峻な崖に面しているため、運転には高い集中力が求められます。

この道を走る観光ツアーもありますが、自己運転での挑戦は非常にリスクが高いため、控えるべきでしょう。

まとめ

これらの危険な道は、スリルを求める冒険者にとっては魅力的な挑戦となるでしょう。

しかし、これらの道を走る際には、安全第一を心がけることが何よりも重要です。

天候や道路状況を十分に確認し、適切な装備と準備を整えて挑戦することをお勧めします。

どの道も一歩間違えれば命に関わる危険が伴いますが、その分だけ達成感もひとしおです。

安全運転を心がけ、無事に旅を楽しんでください。


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