旅行に行きたいけどなかなか行けない!そんな時は本を読んで旅行気分を楽しんでみてはいかがでしょう? 週末、仕事終わりにサクッと旅行気分が味わえる小説6作品をご紹介します。
・動かない旅を楽しみたい人。
・旅小説で旅したい人。
深夜特急 / 沢木耕太郎
一度は読みたい旅人界のバイブル。文庫本は合計6巻と超大作ですが、非常に読みやすくテンポ良く読み進められます。後に大沢たかお主演でドラマ化もしている人気作品。
あらすじ
新潮社
インドのニューデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行ってみたい――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小(タイスウ)」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪の旅が今、幕を開けた。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ!
旅する力―深夜特急ノート― / 沢木耕太郎
深夜特急を読破したならこちらもオススメ。深夜特急の裏話を詰め込んだ旅のエッセイ本。作者の旅との向き合い方や哲学が凝縮されています。
あらすじ
新潮社
何万もの熱狂的読者を持ち、バックパッカーのバイブルと呼ばれ、既に古典の風格すら備えている『深夜特急』。第三便の刊行から十六年の時を経て、遂に〈最終便〉が走り出す! 本編には書かれていない裏話や、沢木耕太郎ができるまで、ともいうべきデビュー直後の秘話など、旅に関する文章の集大成となる、初の長編エッセイ。
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬 / 若林 正恭 (オードーリー)
お笑い芸人オードーリー若林のキューバ旅紀行。彼の意外な才能が光る一冊。
あらすじ
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第3回斎藤茂太賞受賞! 選考委員の椎名誠氏に「新しい旅文学の誕生」と絶賛された名作紀行文。 飛行機の空席は残り1席——芸人として多忙を極める著者は、5日間の夏休み、何かに背中を押されるように一人キューバへと旅立った。

マリファナ青春旅行 / 麻枝光一
各国でドラッグを入手しながら貧乏旅行を続ける旅紀行。当時の各国のドラッグ事情を垣間見ることができ面白い。深夜特急にドラッグを追加したような旅本。
あらすじ
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「マリファナを吸ってなぜ悪いんだ」煙に誘われ、僕は退屈な日本にサヨナラを告げた。タイ北部の秘境「黄金の三角地帯」、ヒッピー世界三大聖地のひとつネパールのカトマンズ、激しい内戦下のトルコ…。行く先々で手に入れた多種多様なドラッグがもたらす幻想と出会い。十九歳の初体験以来、放浪を続けた青春の旅行記。
ラオスにいったい何があるというんですか? / 村上春樹
村上春樹が訪れた場所、滞在していた国などをまとめた旅エッセイ。村上春樹ファンで旅好きにオススメの一冊。
あらすじ
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「旅先で何もかもがうまく行ったら、それは旅行じゃない」村上春樹、待望の紀行文集。
アメリカ各地、荒涼たるアイスランド、かつて住んだギリシャの島々を再訪、長編小説の舞台フィンランド、信心深い国ラオス、どこまでも美しいトスカナ地方、そしてなぜか熊本。旅というものの稀有な魅力を書き尽くす。写真多数を収録。
印度放浪 / 藤原新也
多くのバックパッカーに影響を与えたであろう旅本。インドの熱気、匂いまでもが感じられる放浪記。
あらすじ
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旅青春論の原典として静かに読み継がれてきた藤原新也の処女作。
インド世界を独特のカメラ眼とペンで感性ゆたかにとらえた藤原新也のみずみずしい第一作。

